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  • 執筆者の写真さおり

夢中になれるものがあれば…





昨日、仕事の帰り道、野球の練習をしている学生たちの姿が見えました。

カキーーンとバットにボールが当たるいい音。

息子が野球部で毎晩毎晩遅くまで練習していたのを思い出しました。



子供たちが悪いことをしないように、部活をやらせたほうがいい。

そんなことを聞きませんか?

理由は、部活をやっているとあれこれ考える暇や余計なことをする時間がないから…とか、部活は先生や先輩に従順で、確かに礼儀を教えてもらうことができる。

みんなで1つの目標に向かって頑張るという団結感を得ることができる。



合っているものもあればそうではないものがあるのです…。

確かに息子が部活をやっていた時は、くたくたになるまで毎晩暗くなるまで部活を行い、帰ってきたらご飯を食べる気力もやっとの位。それから勉強して寝る。

そんな毎日の繰り返しでした。

親からすると本当にそれが楽しいのか?と思う位だったが、そんなにくたくたになってもできるのは、チームで優勝したいというみんなと同じ夢があるから…。

ただそれに向かって一生懸命になれるから。

それは好きなことをやっているからできる努力なのでしょう。




部活をやっていない子が悪いことをする。


そうではなくて、部活じゃなくても、何か打ち込める好きなことがあれば心配はないと思うのです。



以前、野球部の監督の講演会の仕事をした時、有名な学校になると、野球部の部員たちは寮で過ごし、家族といる時間以上に部員達といる時間が多くなります。

そこで、悩みがあればお互いに打ち明け励ましあい、たくましくなっていくのであります。


もしそれが、部活じゃなくてもできる場所があるのなら…

大丈夫です。


好きじゃない部活に無理矢理行かせることや、やりたくもないのにやらせるほど酷な事はないと思います。


何か好きなこと、ストレスが発散できる位に夢中になれること、それを一緒に応援したり楽しんだりしてみるだけで部活に入っていなくてもちゃんとメンタルを強く持つことができると私は思います。



現代の子供たちは、私たちの時以上に多くのストレスを抱えています。どうかそのストレス発散する場所がありますように…

悩みを相談できる誰かがいてくれますように…。



自分の好きなことをやり遂げるという達成感はこの先の未来もきっと自分の力で作ってくれると信じています。



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